住宅ローンの頭金の援助について

2022年05月01日

ブログ

住宅ローンの頭金を親などから援助してもらうには?方法や注意点をチェック!

 

頭金がなくても、住宅ローンを利用することは可能です。
しかし、頭金があればその分住宅ローンの借入金額は少なくて済み、金利が引き下がることもあるのでできれば用意しておきたいところ。
そうはいっても、1人で何百万円もの頭金を準備するのは大変です。
そんなとき親などから頭金を援助してもらえたら心強いですが、方法や注意点はどういったものになるのでしょうか?

 

親に住宅ローンの頭金を援助してもらう3つの方法とは

親などに住宅ローンの頭金を援助してもらう方法は、贈与・借入・共有があります。
援助してもらう方法で最も多いのが、贈与です。
贈与は、こちらが援助してもらう立場の場合、お金をもらって頭金にする方法です。
借入とは、お金を借りて頭金に充てる方法です。
親などから頭金のためにお金を借りるときは、借用書を作っておくといいでしょう。
共有は、出してくれた頭金の額に応じて持分割合をきちんと登記する方法です。
登記上では住宅を共有するかたちになることから、共有と呼ばれていますが、親などと実際に同居する必要はありません。
どの方法にするのかは、よく相談して決めましょう。

 

住宅ローンの頭金を親などから援助してもらう場合の注意点

住宅ローンの頭金を親などから援助してもらう方法は3つありますが、どの方法にも注意点があります。
贈与の方法で援助してもらうときは、金額によって贈与税がかかる可能性がある点に注意しましょう。
基本的には、年間110万円の基礎控除を上回る贈与には、税金がかかることになっています。
ただし、住宅取得用の資金なら、直系尊属からの贈与には特例が認められるので、制度をチェックして利用しましょう。
借入の場合は、借り入れたときに借用書が作られていないと贈与だとみなされる場合があります。
親などからお金を借りると担保が必要なく、借入条件も自由なので借りやすくおすすめですが、金利がなく返済はいつでもかまわないという条件にしているときは注意が必要です。
親などからお金を借りてから返済が1円もされていないと、贈与とみなされます。
返済するときは返済していることがわかるように、銀行振り込みを利用するのがおすすめです。
共有の注意点は、援助してくれた親などにも不動産取得税がかかる点でしょう。
また、住宅取得後も固定資産税や都市計画税などを負担しなければいけません。
共有で援助してくれた親などが亡くなった場合、登記をまとめると相続税が発生するケースがあり、注意が必要です。

 

まとめ

住宅ローンの頭金を親などから援助してもらう方法は3つあり、それぞれに注意点があります。
援助するほうもされるほうも理解をして、頭金を援助してもらう必要があるでしょう。
親などから資金の援助をしてもらえると、住宅ローンの借入が楽になります。
まずは援助してくれる人とよく話し合ってみると良いかもしれません。


リンク不動産では福岡市西区・糸島市の不動産情報を豊富に取り扱っております。
売却のサポートも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓