不動産の売却を検討中の方へ!

2020年09月02日

ブロブ

不動産の売却を考える際、売却するのは初めてという場合が多く、どのような流れで進むのか必要な契約手続きや書類は何か、など分からないことが多いと思います。
損をしない売却をするためには、一連の流れを知っておきたいですね。
今回は不動産の売却を検討している方へ向けて、契約から引渡しまで不動産売却の流れをご紹介します。

 

売却を決意してから媒介契約までの流れを知ろう

 

不動産売却を決めてから媒介契約をするまでは、次のような流れになります。

 

●売却決意(情報収集・条件の整理)
●売却相談・物件の査定
●媒介契約

 

それでは各内容を見ていきましょう。

 

 

1 売却決意(情報収集・条件の整理)

売却の決意をしたら、まず次の書類をそろえておきましょう。

 

●購入時の売買契約書
●購入時の重要事項説明書
●建築図面一式
●土地測量図・境界確認書(戸建て)
●建築確認済証と検査済証(戸建て)
●管理規約・使用細則等(マンション)
●登記識別情報通知(または登記済権利書)

●固定資産税の評価証明書

 

また、不動産会社に相談する前に、物件の相場や売却にかかる大まかな費用等を調べておくことをおすすめします。
売却の理由や時期や価格などの希望条件もまとめておくと良いでしょう。

 

2 売却相談・物件の査定

書類の準備や条件の整理が済んだら、不動産会社に売却の相談をしましょう。
ローン残債の有無や売却スケジュールなど状況によって複雑な部分もあるので、専門家のアドバイスを参考にしましょう。
また、併せて物件の査定も依頼します。

 

3 媒介契約

媒介契約とは、不動産の売却を依頼する契約のことです。
価格査定の内容、売却活動の内容について説明を受け、媒介契約書の内容を理解・納得できたら、不動産会社と媒介契約を結びます。
ここまでが媒介契約を結ぶまでの流れです。

売却活動から引き渡しまでの流れを知ろう

媒介契約を締結したら、いよいよ売却活動のはじまりです。
引渡しまでの流れは次の通りです。

●売却活動
●売買契約の締結
●決済・引き渡し


では各内容を見ていきたいと思います。

 

1 売却活動

まず売り出し価格を決定し、不動産会社によるポスティングやチラシ広告、サイトへの掲載など情報発信が始まります。
売却活動が始まると、週末を中心に購入検討者が内見に来るようになります。
場合によってはオープンハウスもあるので、清掃などの準備もしておきましょう。

 

2 売買契約の締結

不動産の購入希望者との条件が折り合えば、不動産会社による重要事項説明の後に正式に売買契約を結びます。
契約後、既存ローンの完済や公共料金の清算、引っ越しなどを済ませ、買主へ引渡せる状態にする必要があります。

 

3 決済・引渡し

最終的な決済が行われた後、契約時に定めた内容で物件の引渡しを行います。
買主に代金の領収書と鍵を渡すと、買主に対する売却手続きは完了です。

 

まとめ

不動産の売却を決めてから引渡しまでのおおまかな流れをご紹介しました。
事前にある程度の情報収集や手順を知っておくことで、損のない、売主買主共に気持ちのよい取引をしたいですね。

 

特に初めての不動産売却をお控えの方は、早いうちから分からないことなどを相談してみてくださいね。
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