共働き家庭が家を購入するときの注意点
2020年11月25日
結婚した夫婦が考えなくてはいけないことの1つが家の購入でしょう。
最近は共働きの家庭が増えてきたこともあり、昔とは買い方やタイミングが異なってきています。
多くの人にとって人生でもっとも大きな買い物になるので、いつ、いくらの家を購入するかは慎重に検討しましょう。
共働き家庭が家を購入するときの住宅ローンに関して
共働きの夫婦がマイホームを購入しようと思うと、考えなくてはいけないことのひとつが名義です。
一般的には共働き夫婦の場合、共有持分にすることが多いでしょう。
それぞれ頭金をいくら支払って、その後の住宅ローンをどのような分割で支払うかを決める必要があります。
夫婦になったのだから、どちらが支払うか関係あるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、家は資産にあたるものなので税金の支払いも関わってきます。
本来妻の支払い分だったものを夫の資産で支払うと、贈与税が発生してしまうケースもあるため注意が必要です。
また、あまり考えたくはないでしょうが、離婚などで共有資産を分割しなくてはいけないときにも、お互いの支払った金額がはっきりとしていることでスムーズな資産分割が可能です。
共働き家庭が家を購入するときの注意点
夫婦どちらも働いている場合、片働きの家庭に比べて収入はある程度入ってきているのではないでしょうか。
共働き家庭だと結婚してすぐにローンを組んで家を購入するケースもあります。
そこで陥りやすい失敗が、今の収入を基準にローンを組んでしまうということです。
毎月の給料を計算して住宅ローンを組むわけですがここに落とし穴があります。
将来的に子どもを出産するとなったときに、その間の収入が減少することが考えられます。
妻が出産のために休職しなくてはいけないことはもちろん、夫もその間は残業時間が減り、収入が考えていた以上に減るケースもあります。
また、子どもが幼いうちは片方がパートタイムで短く働くこともあるでしょう。
しかし、結婚してすぐにローンを組む場合はそこまで想定できていないことがほとんどです。
早いうちから家を購入する場合は、将来の見通しをより具体的に考え、何か想定していないことが起きたときも大丈夫な余力を残した住宅ローンの組み方が大切です。
まとめ
共働きで家を買う場合は特有の注意点があることを解説しました。
名義をどのようにして支払いの分配をどうするのか、また今の収入を基準とするのではなく、将来を見通したローンの組み方が必要です。
じっくり考えて失敗のないマイホーム購入を目指しましょう。
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