売却「買い取り」メリットデメリットとは?
2020年10月15日
不動産を売却する方法として、2つのパターンがあることをご存知でしょうか?
実は不動産売却には『買い取り』と『仲介』という2つの方法があります。
『買い取り』はあまり耳慣れないかもしれませんが、不動産会社が直接買い取ってくれるため期間が短く、基本的には瑕疵担保責任も発生しないため、手離れが良いという点で大きなメリットがある売却方法です。
しかし、メリットがあれば当然デメリットもあります。
以下より、不動産売却における『買い取り』のデメリットならびに『仲介』との違いについて、ご紹介します。
不動産売却の買い取りデメリットとは?
不動産を売却したいと考えた場合、少しでも早く売りたいと思うのは多くの人が願うことでしょう。
『買い取り』であれば、売却完了までの期間が仲介と比べて短く、また仲介手数料も掛からず、瑕疵担保責任もありません。とても理想的な売却方法であるかのように見えます。
では、デメリットとは何でしょうか?
買い取りに関して想定されるデメリットには、下記のような内容があります。
●売却価格が相場よりも低い
●希望売却価格を自分で設定することができない
買い取りにおける最も大きなデメリットは「相場よりも価格が安い」という点であると言えるでしょう。
一般的には、買い取りの場合は仲介の時と比べて相場の7~8割程度が目安であると言われています。
買い取る不動産会社としても、物件を買い取った後に売却し、利益を出さなければいけません。
これから掛かるリフォームや広告費などを考えれば致し方無いと言えるのですが、売る側としてはとても残念なポイントであることは否めません。
不動産売却『仲介』との違いについて
ではここで不動産売却方法の『買い取り』と『仲介』の違いについても、ご紹介しましょう。
先に『買い取り』とは、不動産会社が直接買い取ってくれる売却方法である…とお伝えしました。
一方『仲介』は、買いたい人(買主)と売りたい人(売主)の間を不動産会社が取り持って売買する方法です。
一般的にまずは売りたい人が不動産会社に依頼し、売り物件の情報を広告などを使って不動産会社が買いたい人を募り、売買を進めていきます。
買主を探し、買主が物件の内覧や資金に関する銀行への相談査定などを経て、実際の売買へと進みます。
そのため『仲介』は『買い取り』よりも時間を要するのです。
まとめ
不動産の売却方法である買い取りのメリットとデメリット、そして仲介との違いについて、ご紹介しました。
どちらの売却方法が良いかは本人次第ではありますが、売却を検討した際にはまずは不動産会社へ相談することをオススメします。
不動産に関するプロに相談することが、もっとも効率的で最善の方法です。
プロの力を借り、ぜひ納得の行く売却となりますことを応援しております。
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