住宅ローンの頭金の目安はどれぐらい?

2020年10月10日

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住宅ローンの頭金の目安はどれぐらい?頭金なしでも住宅ローンを組めるの?

 

家を購入するとなれば、多くの方は住宅ローンを使います。
住宅ローンは頭金ありでもなしでも、自由に金額を設定してローンを組めます。
頭金を用意するならば、いくらあれば良いのか考えるものです。
この記事では、住宅ローンの頭金について説明します。

 

住宅ローンの頭金の実例と月々の返済額の関係

住宅ローンは、頭金を用意しても用意しなくてもお金を借りられます。
頭金があればローン残高が減って毎月の返済の負担が減り、頭金がなければ初期費用の負担が減りますが、毎月の返済の負担が増えます。
例えば、3,000万円の住宅ローンを組むときに、頭金の金額で月々の返済額はいくらになるか見てみましょう。
金利は3%と仮定します。

●頭金300万円 : 毎月返済額約11万円
●頭金600万円 : 毎月返済額約10万円
●頭金1,200万円 : 毎月返済額約7.5万円


頭金の平均はローン全額の2割と言われています。
ただし、中古住宅や中古マンションだと4割と頭金の額が多いです。
頭金は新築2割、中古は4割が目安ですが、住宅ローンを組むときの諸費用もあり、生活費も確保しないとならないので無理は禁物です。
もちろん頭金が多いほど、毎月の返済額が減り経済的負担が減ります。

 

住宅ローンの頭金なしのメリットとデメリット

頭金をなしにして住宅ローンは組めます。
他の銀行との差別化を図るために、頭金なしのフルローンを用意する銀行があります。
頭金を用意しなくとも、住宅ローンの諸費用は用意しないとなりません。
諸費用は物件価格の5%前後です。
頭金がなければ、初期費用を多く用意せずに済み、住宅ローンが組みやすいです。
住宅ローンの審査は頭金がない場合の方が通りにくいです。
頭金を用意した場合に比べると、頭金なしでは住宅ローンの月々の返済額が増えるので、ローンを完済できず返済不能になるかもしれません。
返済不能になると、物件は差し押さえられ売却されます。
頭金を用意しないならば、住宅ローンの月々の返済額はいくらになり、毎月返済できるのかシミュレーションしてください。
とりあえず家が欲しいので、頭金なしで住宅ローンを組もうと考えると、あとあと返済が苦しくなることがあります。
返済不能となると、場合によっては債務整理する結果にもなるので、頭金なしで住宅ローンを組むとリスクが高いです。
少額でも良いので、頭金は用意した方が無難です。

 

まとめ

住宅ローンは、頭金なしでもお金を借りられます。
頭金なしにした場合は、月々の返済額が多くなり経済的負担が多く、返済を続けている間に月々の返済額が負担と感じることもあります。
住宅ローンを組むならば、できるだけ頭金を用意してお金を借りた方が良いです。


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